越後三山周辺 細越山(1069.8m) 2014年9月28日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:30 巡視路入口−−5:46 雨量観測計−−6:31 細越山(三角点捜索) 6:42−−7:27 雨量観測計−−7:38 巡視路入口

場所新潟県魚沼市(旧湯之谷村)
年月日2014年9月28日 日帰り
天候
山行種類ハイキング
交通手段マイカー
駐車場国道脇送電線巡視路入口に駐車スペースあり
登山道の有無送電線巡視路あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望樹林で展望なし
GPSトラックログ
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コメント古い地形図では山頂に送電線が通っているので送電線巡視路があると予想。衛星写真でも国道からそれらしき筋が見えたので現場に行ってみると立派な巡視路あり。山頂まで完璧な刈り払いだった。山頂は送電鉄塔の南東側のカヤトの籔で、三角点を探したが見つけられなかった




巡視路入口 非常に立派な巡視路
尾根は明瞭 1114m峰の雨量観測所
雨量観測所のアンテナ 1106m峰
樹林の隙間から東ノ城 日の出
フィックスロープ 山頂が見えた
山頂へ至る尾根上にも送電線鉄塔 銀山平は霧の下
荒沢岳東尾根 鉄塔裏が山頂
籔に突入、薄い 山頂部はカヤト。三角点発見できず
巡視路に戻る 雨池橋方面
奥只見ダム 1114m峰
巡視路入口到着


 花降岳、本城山の藪漕ぎで疲労困憊状態で下山したが、翌日は近くの軽い山を片付けてから東京に帰ろうと考え事前にいくつか地図を準備。その一つが細越山だ。地形図だと山頂を送電線が通っているので送電線巡視路の存在が期待できる。ちょうど国道から南に半島状に突き出た尾根なので、国道に巡視路入口があるはずだ。念のためグーグルで衛星写真を見ると尾根上に断続的に筋状のものが見え、送電線巡視路と確信した。

 尾根の付け根に当たる国道のカーブまでが銀山平から20km以上あって遠かった。しかも曲がりくねった道でスピードは出せない。雨池橋付近では平ヶ岳登山者の車が何台も止まっていた。昔はこの「プリンスルート」は登山禁止だったのだが今は問題ないらしい。相変わらず林道入口はゲートがあるので一般者はここから歩くことになる。

 さらに車を走らせて次の峠が目的地。標識は無かったが予想通り巡視路と思われる明瞭な道が尾根に上がっていて一安心。その前に駐車スペースがあるので車を置いて寝た。国道だが夜間の通行量は極端に少なく静かに寝られた。夜は満天の星空。

 翌朝、まだ薄暗い時刻に出発。今日も快晴だ。気温は昨日よりやや高いように感じられた。昨日の疲労が残って最初から足が重いのなんて久しぶりだ。ここから山頂まで2つのピークを越える必要があり、往復の累積標高差は400mくらいあるだろうか。のんびり行こう。

 最初からえらくきれいな道で整備状況は荒沢岳登山道以上。エアリアマップだと確実に赤実線クラス。道も広い。最初のピークにはおそらくダムの水管理用であろう雨量測定所がありアンテナが立っていた。樹林が開けた場所からは送電鉄塔が立つ次のピークが見えている。山頂はさらにその奥だ。

 いったん高度を落として緩やかに登っていく。大した傾斜ではない個所だがフィックスロープがあったりと、初心者でもやさしい道だ。てっぺんには送電鉄塔で道は左へと下っていた。急な尾根をジグザグに下る足にやさしい道。この先は尾根上に送電鉄塔がいくつか立っているのが樹林の切れ目から見えた。西には荒沢岳東尾根。ここからだと西ノ城がでかい。

 鞍部から緩やかに登りに変わってじわじわと高度を上げる。道の状態は相変わらず良好で体に触れる草木は皆無。ここまで整備するにはかなりのコストがかかっていると思う。

 最後に登りきると細越山山頂直下に到着。てっぺんに送電鉄塔があるかと思いきや、北西直下にあって本当の山頂は潅木藪の向こうだ。鉄塔の根元から藪に突入。しかし昨日の藪と比較すればお遊び程度で楽勝。僅かな潅木を通過するとカヤトの平坦地。いかにも人工的に切り開いた雰囲気があり三角点がありそう。しかし枯れて倒れたカヤトも多く地面が見えず三角点もなかなか発見できない。三角点近くの白い杭があればいい目印になるのだが、それも発見できなかった。最終手段としてGPSで追い込んでみる。平坦部の西端近くをさしていたのでその付近を集中的に捜したが発見できず。近年で三角点を見つけられなかった山は珍しいと思う。でも最高点には登ったのでよしとしよう。適当な立ち木に赤テープを残した。

 帰りのピークを越えるのはなかなかしんどかったがゆっくり歩いて国道へ到着。もう疲れたので今日はここだけでおしまいにして、小出経由で東京に帰った。高速道路では眠気が激しく下牧PAで30分ほどダウン。午前中の帰りの高速で仮眠が必要なんて滅多にないことで、昨日の藪漕ぎの激しさを物語っていた。

 

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